テープ起こしの効率・品質を上げるための便利ツール

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便利ツールを活用して効率アップ!

文字起こしのお仕事は、タイピングのスピードが上がれば早く仕上げることができますが、
そのスピードを上げるために大事なのが、作業を楽に行うためのツールを知っているかどうか、です。


これからご紹介するツールを使っているのといないのとでは、作業スピードに倍以上の差がつきます!

ほとんどのものが無料で準備できるものばかりなので、ご紹介したいと思います♪

作業のスピードは、収入に直結するのでぜひ参考にしてみてください。

音声再生ソフト 聞々ハヤえもん


まず、一番大切なのが音声を再生するソフトです。

テープ起こし中は、頻繁に再生・停止・巻き戻し等の操作を行います。
話しているスピードと同じ速さでタイピングするのはほぼ不可能であるのと、どんなにタイピングが速く、
ミスをせずにタイピングできる人でも、他人が話す言葉を一度で正確に聞き取ることは不可能で、
漢字表記の確認や、聞き直し等で、音声停止・巻き戻しをすることが必須だからです。


普通の再生ソフトでは、停止・再生・早送り・巻き戻しの作業等は、プレーヤーのボタンをクリックしなければ
いけません。その際にいちいちキーボードから手を離し、マウス等で停止・巻き戻し等の作業をするのは非効率
になります。

そこで使用していただきたいのが、聞々ハヤえもんです。

この再生ソフトを使用すれば、再生・停止・早送り・巻き戻しを自分でキーボードのキーを割り当てて、
使用することができます。
また、音声再生のスピードも変えることができるので、自分のタイピングスピードに合わせた再生スピードで
音声を再生することも可能です。

ちなみに私のキー設定は

再生・停止  → F4
3秒巻き戻し → F3
3秒早送り  → F5

にしています。
Fキーは通常のタイピング作業では使用しないため、Fキーに割り当てています。

なお、テープ起こしについて紹介している記事や求人情報で、「フットペダルがあると便利」という記事を
時々見かけます。 フットペダルとは、足で再生・停止等をコントロールできる装置のようなのですが、
Amazonで見ると値段もそこそこします。
それに、それなりに大きさもあるようなので、場所も取るのではないかと思います。

こちらの、聞々ハヤえもんであれば、無料で使用できますし、PCにDLするだけなので場所も取りません。
そもそも、私も初心者のころからフットペダルは一切使っていませんので、こちらの再生ソフトを使用すれば、
わざわざフットペダルを用意する必要はないと思います。

新たに必要になるものがなく、始められるのがテープ起こしのお仕事のメリットです!

クリップボード

続いてご紹介したいのが、クリップボードツールです。
テープ起こしをしていると、同じ人の名前や、同じ固有名詞、同じ言い回しなどが何度も出てくることがあります。

同じ言葉を何度もタイピングするよりは、コピーペーストしたほうが断然楽ですし速いです! 

それを助けてくれるのが、クリップボードツール、Cliborです。

こちらのソフトは、コピーした文字を、最大10,000件まで保存可能なツールです。
そして、あらかじめホットキーを設定することで、クリップボードに保存したテキストの履歴一覧を表示、
それをほかのソフトに張り付けることができます。

コピー、保存内容の表示、貼り付け もキーボードで操作できるため、キーボードから手を離さずに
タイピング、コピーペースト の両方の作業が可能です。

人名や固有名詞をコピーペーストで原稿を作成することは、入力間違いによるミスを防ぐことができます。
テープ起こしの原稿を作成する際には、自分自身で調べて正確な情報を記載する、ということが必要になるので、
間違いがある=品質が悪い と判断されてしまいます。


そのため、人名や地名、会社名等の固有名詞は公式サイトからコピーをし、クリップボードに取りためておき、
出てきた場合には貼り付ける、とすれば作業効率アップ&間違いを防ぐことができ、一石二鳥です!

なお、私のキー設定は

クリップボード呼び出し → Ctrlキー2回 
選択          → 矢印キー
貼り付け        → Enter

にしています。

ウェブ起動ランチャー

テープ起こしをする際、調べものは必須です。人名や、会社名、製品名などの固有名詞は
正しい表記で記載する必要があります。
また、テープ起こしの依頼がある分野は様々です。金融、IT、自治体の会議等々、話していることを
100%理解できる分野ばかりとは限りません。知識は持っていなくても大丈夫ですが、その都度、調べる作業が
必要となります。

その際、インターネットを使用することになると思いますが、音声の再生・停止同様、タイピングしている
キーボードから手を離すことなく、検索画面を起動し、検索することができるツールが
Web Search Quickey です

こちらも聞々ハヤえもん、Cliborと同様に、ホットキーを設定すると、任意の文字を選択しそのホットキーを
選択することで、自動的に検索ウインドウを開き、検索結果ページを表示してくれます。

私は Ctrl + Q をホットキーと設定しています。

ツールを使いこなして効率アップ!

テープ起こしは、タイピングのスピードが重要です。スピードアップは、収入に直結するからです。
同じ10分の音声を起こすのでも、1時間かかるのと、30分で終えられるのとでは、2倍も差がつきます!

私も始めたばかりの時期は、たった5分の音声を起こすのに1時間近くかかっていました。
1分 100円の報酬の仕事でしたので、5分 × 100円 = 500円、時給換算すると500円です。

ですが、徐々にタイピングのスピードが上がったこと、そして上記のツールを使用したことで、今では1時間で、
平均15分、音声の状態が良いものなら20分程度作業することができるようになりました。

ツールをうまく利用して作業の効率を上げ、収入アップにつなげましょう!

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